賢威6.1に搭載された「canonical(カノニカル)」のSEO的な重要性SEOテンプレート「賢威6.1」に搭載された新機能「canonical(カノニカル)」指定機能について、重要性や利用方法などをご紹介します。

 

こんにちはマメボーです。

さて今回は前回に引き続き、
賢威に追加された新機能についてご紹介していこうと思います。

ちょうど前回を見逃している方はこちらを参照くださいね^^
賢威6.1に搭載された「noindex,nofollow」機能の使い方

今回ご紹介する賢威6.1で搭載された機能ですが、
実は、一番「これって重要ですか!?」って質問が多かった部分で、

今後のSEO対策としてとても重要な役割をする部分で、
さらに使い方を間違えると非常に危険な機能です。

賢威を使っていない方でも覚えておきましょう^^
それでは早速、説明していきますが、

それが賢威6.1で追加された

「ページ・記事ごとに「Canonical」を指定することが可能」です。

聞き慣れないかもしれませんが、「カノニカル」と呼びます。

通常の場合は、各記事ソース上の<head>~</head>の中に
↓このように記述して利用します。

<link rel=”canonical” href=”URLを指定” />
↑の「URLを指定」の部分に、優先表示させたいURLを指定して利用します。

タグ自体は2009年ぐらいからあったのですが、
「ここ最近Googleが使った方が良いよ~」って強調している部分で、

非常に重要な役割をしてくれます。

正式には「URL正規化タグ」って呼ばれますが、
同じような重複ページやコンテンツがある場合に、

検索エンジンに優先して表示する記事を指定できます。

もともと似たような記事やコピー記事を作ること自体
ペナルティの対象ですので避けたいですが、

サイトの構成上どうしても似たページを
作らないといけない場合に使います。

わかりやすい例で言うと、
物販サイトを作っていて色違いの商品を紹介する場合、
説明や構成が一緒になってしまう部分があると思います。

そういった場合にcanonicalタグにページを指定することで、
優先して表示することができます。

日々記事を更新するブログなんかでも
シリーズ的な記事を書いたり、
似た構成の記事が出来上がってしまうこともあると思います。

私の場合は、毎月アクセス解析を公開したり、
Ping情報とか定期的に更新した情報を記事にするのですが、

過去記事を修正するのではなく、新しく記事を作る場合が多いです。

せっかくユーザーに定期的に情報を発信するために 更新しているのに重複ページとしてGoogleに誤解されるのはイヤですよね^^;

そういったときに最新の記事に向けて、
canonicalを指定するわけです。

似たような記事を書いていたり、定期的に同じ商品を紹介する場合など
様々に利用できると思います。

また、このcanonicalは301リダイレクトと似た働きをしますので、
元記事パワーも一緒に送ることができます。

定期的に同じ商品を記事で紹介する場合は、
検索エンジンにどの記事を最初に表示するか指定することも可能ですし、

さらにパワーも送れますので、
キーワードパワーを記事に集中させることが可能です。

ただ、こうやって説明すると、
「じゃー、全ての記事からトップページに
パワーを集めてしまおう!!」

って考えたりすると思いますが、

このcanonicalのデメリットとしては、
送った側の記事は、インデックスから削除されますので、
検索エンジンからまったく表示されなくなります。

安易にやってしまうとトップページしか検索エンジンに表示されず、
いくらパワーを送れても全体的にアクセスが減少するかもしれません><

使い方を間違えると・・・・・
アクセスを増やすどころか大幅に減らす可能性もありますので、
注意が必要です^^

canonicalは記事パワーを送るタグでは無く
あくまで重複ペナルティを回避するためのタグですので、
その特性を正しく理解しましょう^^

非常に危険ですが、うまく利用すると
相当効果が強い機能だと思います。

今までテンプレートでcanonicalを指定できるものはありませんでしたし、
ヘッダーphpが共通のWordPressでは「All in One SEO」などのプラグインを
利用する必要がありましたので、

この賢威6.1での搭載は革命的な機能と言えると思います^^

賢威はその他にも非常にマニアックで
効果大な機能をたくさん搭載してきていますので、

一歩先行くWordPressテンプレートを
利用したい場合にオススメです^^

賢威を検討している方は、
こちらで詳しく解説していますので、
どうぞ参考にしてくださいね^^

賢威をさらに詳しく解説